大阪を中心に1万戸以上の不動産管理を行っている株式会社フェニックス管理です。
一人暮らしのセキュリティは、女性や初めての一人暮らしなどで特に気になる部分かと思います。

自身を守るために、どのような設備がある賃貸マンションがいいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

そこで今回は一人暮らしにおすすめのセキュリティ設備TOP3をご紹介します!
その中でも特にオートロックとインターホンに注目して、それぞれの違いや組み合わせについて詳しく解説していきます。

オートロックとモニター付インターホンの違い

オートロックとは

オートロックとは物件の共用エントランスや玄関ドアが自動的に施錠・解錠される仕組みのことを指します。入居者は専用の鍵やカードキーを使用して、エントランスのドアを開けることができます。

一般的にエントランスが施錠されているため、外部からの不審者の侵入を防止する効果があります。
しかし、エントランスドアが開いている間に不審者が無理やり入ってくることもあるため注意が必要です。

モニター付インターホンとは

モニター付インターホンは各戸の玄関に設置されたインターホンと、共用エントランスのモニター画面が連動している仕組みです。

来訪者が玄関ボタンを押すと各戸のインターホンで呼び出し音が鳴り、入居者は訪問者の映像をモニター画面で確認できます。その後、入居者が訪問者とコミュニケーションを取り、訪問の承諾や拒否を選択できます。

モニター付インターホンにより入居者は外部からの訪問者を事前に確認できるため、不審者による無理な侵入を防止できる点が特徴です。

まとめると「オートロック」は共用エントランスの施錠・解錠を自動化するシステムで、「モニター付インターホン」は訪問者の映像を確認し、来訪を選択できるシステムです。モニター付インターホンは、より入居者のセキュリティを高める効果があります。

セキュリティ重視のおすすめ設備組み合わせTOP3

オートロックやモニター付インターホンをの違いを理解したうえで、セキュリティ重視のおすすめの組み合わせTOP3をご紹介いたします。

オートロック付+モニター付インターホン

共用エントランスにオートロックが設置されており、入居者の安全性を高めるために、各戸の玄関にモニター付きのインターホンが設置されている形式です。

セキュリティ対策が高いため、一般的な賃貸マンションや分譲マンションでよく見られます

オートロック付+モニターなしインターホン

共用エントランスにオートロックが設置されているものの、各戸の玄関にはモニターなしのインターホンが設置されている形式です。

来訪者の映像を確認する機能はないため、身に覚えのない宅配便や不要な営業マンなど玄関先に来るまで身分確認ができない場合があります

オートロックなし+モニター付インターホン

共用エントランスにオートロックが設置されていないが、各戸の玄関にモニター付きのインターホンが設置されている形式です。セキュリティ対策はある程度行われていますがオートロックがないため、誰でも自由に玄関前まで出入りすることができます。そのため不審者侵入のリスクがあります。

番外編・オートロックなし+モニターなしインターホン

基本的なインターホンの形式ですがセキュリティ対策には限りがあります。
共用エントランスにオートロックがないため、いつでも誰でも共用部に入れるためセキュリティが不十分と感じる場合もあります。訪問者の確認もドアを開けないとわからないため昔ながらの形式です。
メリットとしては家賃がリーズナブルなのでコスト重視の方には好まれる傾向があります。

まとめ

一人暮らしでセキュリティにこだわるなら、オートロックあり+モニターつきインターホンが最もおすすめです!
その他に出来る簡単な防犯対策は、近隣トラブルに関するQ&Aの「防犯対策」でもまとめています。

オートロックは外部からの不正侵入を防ぐための重要な要素であり、モニターつきインターホンは訪問者を確認するために役立ちます。一般的な賃貸マンションにも広がっていることから、オートロックあり+モニターつきインターホンが最も効果的なセキュリティ設備と言えます。

フェニックス管理では、フェニックススタンダードという原状回復の基準を設けています。
オートロックがない物件の場合、モニター付インターホンに順次切り替えたり、オーナー様にオートロックの提案をして施工するなど日々セキュリティ強化に努めています。