大阪を中心に1万戸以上の不動産管理を行っている株式会社フェニックス管理です。
今回は「迷惑駐輪」のトラブル解決に役立つヒントをご紹介します。
入居後の自転車購入、駐輪許可証の取得方法、駐輪場以外の共有部に放置自転車がある、さらに不要な自転車の撤去や解約方法について改めて解説します。
駐輪許可証の取得方法
賃貸マンションでの生活では時に迷惑駐輪の問題に直面することもあります。
そんな駐輪トラブルを解決するために、まずは駐輪許可証の取得方法についてご紹介します。
駐輪許可証は賃貸マンション内で自転車を駐輪するために必須のアイテムです。
これを取得することで自転車の適切な駐輪スペースを利用することができ、迷惑駐輪を防止できます。
駐輪許可証の取得方法は簡単です。
ご契約時には駐輪シールをお渡ししております。
これをご所有の自転車に必ず貼り付けてください。このシールが貼付されていないと、放置自転車として扱われ撤去されることがあるため、くれぐれもご注意ください。
駐輪許可シールを紛失したり、新たに必要になる場合、問い合わせフォームに必要事項を入力いただき駐輪場の追加申請をお願いいたします。
紛失・追加時の申請方法は管理会社によって異なるので、ご自身の管理会社にお問い合わせください。
自転車の駐輪場所と移動方法
駐輪許可証を取得しても、ご自身の駐輪場に置かないと近隣住民から迷惑に思われクレームに繋がるケースがあります。さらに駐輪場以外の共用部への駐輪もNGとなる場合があります。
例えば、家の前の廊下やエントランスなどです。
理由がある場合は事前に管理会社に連絡をして承諾を得ましょう。
事例としてタイヤの太い電動自転車が廊下に止められており「車体が大きく通り抜けが大変で迷惑している」など、関連の問い合わせが同一のマンションで複数ありました。
最終的に車体が大きく自転車置き場に収まらなかったため、貸主様にも相談のうえバイク置き場に置くこととなりました。
このように入居時に想定していなかったケースも出てくる可能性は誰にでもあります。
今回の事例ではたまたまバイク置き場に止められたものの、バイク置き場が無いケースはまた違う対応が考えられます。
このような場合は購入前や購入直後にサイズや置き場所を管理会社に相談することで、対策を事前に考えられ、問い合わせがあった場合も「一時的に駐輪場所が確定するまで期間限定」と伝えられます。
問い合わせをしてきた人もいつまでこの状態なのか期限が分かりストレスも少なくなり安心します。
しかし管理会社を通さず、勝手に好きな位置に自転車を止めると別のクレームに繋がる可能性があります。余計なトラブルを防ぐためにも必ず管理会社に連絡しましょう。
不要な自転車の撤去と解約方法
自転車の所有や使用は便利な一方で、不要になった自転車をマンション内に放置することで別の迷惑駐輪問題を引き起こす原因に繋がることがあります。ここでは不要な自転車を適切に処分し、解約するための方法をご紹介します。
物件にもよりますが、部屋は継続利用して駐輪場のみ解雇することも可能です。
まず不要な自転車を処分する際には、以下の手順を参考にしてください。
駐輪許可証の確認
まずは駐輪許可証の有無を確認しましょう。自転車に駐輪許可証が貼られていても、迷惑で不要と判断されれば撤去の対象となります。
もしご自身の自転車が不要になったら許可証を取り外し、適切に処分をして、管理会社にその旨を連絡しましょう。
適切な処分方法を選ぶ
不要な自転車を処分する際には、地域のルールに従った方法を選びましょう。
購入した店舗やリサイクルショップ、リサイクルセンターへ持ち込む、自治体の指定する方法で処分するなど、適切な方法を選んで環境に配慮しましょう。
管理会社への連絡
不要な自転車の解約手続きには管理会社への連絡が必要です。
新たな自転車の購入や引っ越しに伴う解約手続きなど、状況に合わせて適切な方法を確認しましょう。管理会社はあなたの疑問や問題に対してアドバイスを提供してくれます。
弊社の場合はインターネットで対応可能です。
紛失や追加申請と同じように申し込みフォームより解約申請をお申込みください。
不要な自転車の適切な処分と解約手続きを行うことで、駐輪スペースの有効活用や迷惑駐輪の防止につながります。自転車の解約に関しては、しっかりとした手続きを行うことで、共同生活を円滑に進める一助となることでしょう。
まとめ
賃貸マンションでの迷惑駐輪問題を解決するための手法として、駐輪許可証の取得方法を知っておくことが重要です。
太いタイヤや大きな車体で、通常の自転車置き場に置けない場合の「置き場の調整方法」も覚えておくと便利です。
さらに、不要な自転車の撤去可否や解約方法を知っておくことで、トラブル解決ができると考えられます。
これらのヒントを実践することで、迷惑駐輪問題に悩まされることなく、快適な賃貸マンション生活を送ることができます。
