近年、急激に増えた外国人による騒音とゴミ問題が話題になっています。
特にこれらの問題が「違法民泊」によるものである場合、一層深刻さを増します。

そこで今回は、急増する外国人による騒音やゴミ問題が「違法民泊」のサインであるかを見極める方法や、困ったときの対処方法についてご紹介したいと思います。

騒音

違法民泊が発生すると、キャリーケースを持った不特定多数の外国人が共有部や建物の前で会うことが増えてきます。同じ人ならまだしも、いろいろな人たちが出入りしている場合は違法民泊の可能性が強まります

さらに、旅行中の観光客は夜遅くまで大きな声で話したり、パーティーをしたりする場合もあり騒音に繋がるケースがあります。

日本旅行では食文化を楽しむ人も多く、居酒屋などで飲酒を楽しむ人も多いです。
外食はもちろん、コンビニの豊富な日本のお酒を楽しんだり、自国では法律違反になる路上での飲酒を楽しむ人も多く、テンションが上がって夜中に大声で騒ぐのが路上で酔っぱらう理由の一つです。

ゴミ問題

違法民泊であると、短期間での滞在者が多くなることで通常の入居者よりもゴミの量が多く発生することがあります。特に民泊ならではのゴミとしては、使い捨ての食器や容器などが大量に捨てられる場合があります。

さらに地域の分別ルールを理解しておらず、ゴミ置き場が煩雑になる場合や、今まで無かった場所にたばこの吸い殻がポイ捨てされることが増えてきます。

違法民泊の確認方法

民泊シール

大阪府内では、適法に民泊を行う施設であることを証明する民泊シールを掲示することを推奨しています。しかし推奨なだけなので全ての民泊施設に掲示があるとは限りません

民泊仲介サービス・SNS

お住いの賃貸マンションが登録されてないか、Airbnbなどの民泊プラットフォーム、SNSで募集されてないか調べてみましょう。具体的な外観写真、住所や物件名が登録されてないことも多いので、特定するのが難しい場合がほとんどです。

管理会社への問い合わせ

違法民泊が疑われる場合、管理会社に問い合わせすることも有効です。
民泊を行う場合、賃貸借契約で承諾をもらい、法律通りの営業許可申請を行うことが必要になります。

管理会社を通して「承認」を確認できれば騒音やゴミ問題として対処してもらい、承諾を認めていない場合は違法民泊の可能性が濃厚になってきます。

管理会社は違法民泊の募集先を探して、決定的な証拠が見つかるまでは掲示板での警告などで対応します。特定できた場合は契約書に記載の違約金発生や退去にいたるケースもあります。

管理会社が巡回に行っている日中は違法民泊利用者も観光で不在のため気づきにくいことも多く、入居者様からのクレームで管理会社が知るケースもかなり多いため一報することをお勧めします。

法的な問い合わせ

法律的な通報先としては、近隣の地方自治体の違法民泊の通報窓口、警察、保健所に窓口があります。
大阪市では違法民泊に関する相談(違法民泊通報窓口)を開設しています。

まとめ

外国人による騒音やゴミ問題が急増する原因は「違法民泊」による可能性があることをご紹介しました。
この問題に対処するためには、まずは違法民泊の確認方法を知ることが重要です。
しかし、問題解決には時間がかかることもあります。

問題解決のためには正確な情報を得ることや適切な手段を選択することが重要です。
違法民泊の存在を見極め、適切な対処方法を取ることで、より快適な生活環境を作り上げていきましょう。