新たな一歩を踏み出して一人暮らしを始める皆さん、おめでとうございます!
新しい生活を始めるにあたり、気になるのが生活費の一つであり、年々上がっている電気代の節約ですよね。以前「夏の節約に必見!冷房の電気代を節約する方法とは」についてご紹介しましたが、今回は賃貸マンションで簡単にできる電気代の節約方法についてご紹介します。

家の断熱改善から家電の節電術、そして電気を使わない暮らしまで、効果的な節約方法を一緒に見ていきましょう。

家の断熱改善

家の断熱性を改善することは効果的な方法の一つです。
簡単にできるものとしては窓やドアの隙間をふさぐことが重要です。
隙間からの風が入り込み、室内の温度が外気に影響されるため、断熱性が低下します。百円均一ショップなどに売っている市販のすきまテープや荷物の緩衝材に使われているプチプチなどを使用して、隙間をふさいでみましょう。
これにより、冷暖房の効率が向上し電気代の節約につながります。

次に窓に断熱フィルムを貼る方法も効果的です。
断熱フィルムは窓ガラスに貼ることで断熱効果を高め、室内の温度を保つ役割があります。夏場は外部の熱を遮断し、冬場は室内の熱を逃がさないようにします
簡単に貼れるので、賃貸物件でも利用しやすいです。

カーテンやブラインドを活用して断熱効果を高めることもできます。
厚手のカーテンや遮熱ブラインドを使用することで、窓からの熱や冷気の侵入を防ぎます。夏は日差しを遮断し、冬は室内の熱を逃がさないようにすることで、電気代を節約することができます。

家電の節電術

家電製品の使用に関しては、省エネモードやスタンバイモードの活用が重要です。

テレビやパソコンなどの家電製品は、使用しないときにも電力を消費します。
そのため省エネモードを利用することで消費電力を抑えることができます。またスタンバイモードではなく完全に電源を切ることも忘れずに行いましょう。
メーカーによっては「スリープモード」「節電モード」「低電力モード」などと言い回しが違う場合があるので、それぞれの説明書を確認してみてください。

省エネモードは、家電製品が最大限に省エネルギーを活用するための設定や機能です。
このモードに切り替えると、通常よりも電力消費が低くなります。例えば、省エネモードがオンになると、明るさが調整されたり、電源が自動的にオフになったりする場合があります。省エネモードは、必要に応じて手動で設定することができます。

一方、スタンバイモードは、家電製品が一時的に電源を切らずに待機状態になることを指します。
スタンバイモードでは、電源は一部の機能や表示だけを維持し、残りの機能は停止します。この状態でも一定の電力が消費されますが、通常の稼働状態に比べて少ないです。ただし、スタンバイモードでも一定の電力が消費されるため、長時間待機させると電気代が増加する可能性があります。

スマートホンなどの充電器は、充電が完了したらすぐにコンセントから抜くようにしましょう。
充電器を挿したままにしておくと、待機電力が発生して無駄な電力消費につながります。
個別スイッチ付の電源タップを使うと、抜き差し不要になるので簡単に対応できます。

温度設定も節電のポイントです。
エアコンは必要なときにだけ使用し、室温を下げすぎず適切に保つことで電気代を削減できます。扇風機やサーキュレーターを併用することもおすすめです。
同様に冷蔵庫は季節に合わせて夏は「中」、冬は「強」に変更し、食材の整理を整理して詰め込みすぎないことで効率的に冷気の循環を促進しましょう。

照明についてもLED電球などの省エネタイプを使用することで消費電力を削減できます。
残置物で蛍光灯の照明などがあればLEDに変更。昼間は自然光を最大限取り入れ、不必要な明かりは消す習慣を身につけ、光の効率的な利用を心がけましょう。

電気を使わない暮らし

季節に応じてエアコンなどの利用は極力抑えて、厚着や季節に応じた衣服を利用することで、電気を使わずに快適な室内環境を保つことができます。夏場は麻や綿、速乾素材のTシャツ、冬はウール素材やダウンパンツなどの衣服を利用してみましょう。

また家にいない時間を増やすことも有効です!
外出先で過ごす時間を増やし、公共の場所や自然の中でリラックスすることで、電気を使わない暮らしを楽しむことができます。ジム、キャンプや図書館などの施設を利用することで、新しい趣味や出会いも見つかるかもしれません。

まとめ

新生活を迎える一人暮らしの方にとって、電気代の節約は重要なポイントです。
電子機器のオフ、省エネモードの利用、電気を使わない代替策の採用など様々な方法を試してみましょう。政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは?」で国からも節約方法がでています。無理なく電気代を抑え、新生活を快適に楽しむ方法を積極的に取り組んでみましょう。