築古物件の賃貸住宅オーナー必見!魅力的な設備で空室の価値を高める方法

大阪を中心に1万戸以上の賃貸不動産管理を行っている株式会社フェニックス管理です。

前回「この設備がないと入居が決まらない!?入居に重要な人気設備TOP5」をご紹介しましたが、今回は「あったら嬉しい設備」を入居者様のリアルな声から抜粋してご紹介します。

築古物件でも魅力的な設備を取り入れることで、空室の価値を高めることができます。前回ご紹介した重要な人気設備の声もあったので、そちらは除外して紹介していきます。

今回「生活環境」の面で注目すべきポイントは、リフォーム済の住空間、明るさ、そしてスマートロックの導入です。内容別に詳しく見ていきましょう。

リフォーム済みの住空間で心地よい暮らし

築古物件でも魅力的な設備や仕様を取り入れることで、新築に劣らない魅力的な住空間を提供できます。リフォームによって新しいフローリングや壁紙、設備のアップデートを行うことで、入居者は快適な暮らしをイメージしやすくなります。

特に水回りの設備は時代を感じやすいので、新しさと清潔感を備えたリフォーム部屋は入居者の心を引き込む魅力となります。

明るさがもたらす開放的な空間

住環境の中で重要な要素の1つは明るさです。
自然光を取り入れる大きな窓や明るい色調の壁は、住空間を広く開放的に感じさせる効果があります。近年よく見られるホワイトウッドの床は、白基調で部屋が広く、おしゃれに見えて人気です。

明るい部屋は心地よさを提供し、居住者の生活の質を向上させます。
物件の向きは変えることが難しいので、設備と共に明るさを意識的に演出することで、空室の魅力を高めることができます。

スマートロックで安心と利便性を両立

現代の住環境においては、セキュリティも大きな関心事です。
スマートロックはスマートフォンを使って遠隔からドアを施錠・解錠できる新しい鍵です。

総務省によると令和4年における世帯のスマートフォンの保有率は90.1%となり、個人の保有割合も77.3%で、13~59歳の各年齢階層で90%を超えており、70歳以上でも上昇傾向だそうです。

学生の1人暮らしが大半を占める物件の場合、ほとんどの世帯主がスマートフォンを所有していると考えられるので導入するのも一つの手です。築古物件でも最新のテクノロジーを取り入れることで、入居者に便利な生活を提供できます。

まとめ

築古物件の賃貸住宅オーナーの方々にとって、魅力的な設備を備えることは空室の価値を高める重要な要素です。「入居に重要な人気設備TOP5」や「あったら嬉しい設備」を取り入れることで入居者のニーズに応えることができます。

賃貸暮らしをしている身の回りの人に「あったら嬉しい設備」を聞いてみたり、対象物件の入居者様に直接アンケートできればよりリアルな情報を得ることができるでしょう。

これらの設備を備え、周辺物件と差別化することで築古物件でも魅力的な賃貸住宅としての価値を高めることができます。