大阪府・大阪市からダブル認証を取得。誰もが“働く意味”を実感できる組織へ
大阪府・大阪市から、なぜ「公的な認証」を受けようと思ったのか?
制度を作って満足することなく、客観的な認証を受けることで、会社が目指す「柔軟な働き方」が出来ているかを客観的に図り、それを実施できている会社だと知ってもらうために認証を申請することにしました。
大阪府「男女いきいきプラス」とは

大阪府で男女ともにいきいきと働くことのできる元気な企業や団体を応援する「男女いきいき・元気宣言」の次のステップとして、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画や、女性の職業選択に資する情報の公表を実施している企業・団体を認証し、男女が働きやすい職場環境の整備と、さらなる女性活躍ができる会社として認証された事業になります。
大阪市「女性活躍リーディングカンパニー」とは

大阪市では、結婚や出産を機に離職する女性や、女性の登用を進めるうえで「リーダー職に占める女性の割合が3年間で上昇または10%以上となっている」や「介護休業制度・短時間勤務などの過去3年間の有無」、「男性の育児休業が3年以内にある」など一定の基準を満たしている企業として「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の二つ星認証企業に認証されました。
ライフイベントを支える仕組みと数字で見る「働きやすさ」は?

大阪府認証の「男女いきいきプラス」では有給休暇の取得率の実績から、認証を受けることができました。

また2021年の産休育休制度の確立から、産休・育休取得率や産休からの復帰率は100%となっており、時短勤務制度を活用しての出社や、在宅勤務を活用して働ける環境があり、復職をスムーズにするための周囲のサポートも整っています。
制度確立当初のブログ「★祝 産休育休制度の確立★小さな1歩が大きな1歩へ。」もぜひ合わせてご覧ください。
このように必要に応じて、制度を新設していっています。
大阪市からは「女性活躍リーディングカンパニー」のチェックシートをもとに、下記の認証基準からファーストステージとして環境整備などや、セカンドステージの実績などから、二つ星認証企業として認証を受けることができました。
- 意欲のある女性が活躍し続けられる組織づくり
- 仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)支援
- 男性の家庭参画支援

産休・育休から復職した社員が語る「仕事と生活の両立」

産休・育休を利用したファシリテーション課の藤さんにインタビューさせていただきました。
Q1.復職する際、一番不安だったことは何ですか?
一番は「急な休みが取りやすいかどうか」でした。
復職するにあたって、ビルマネジメントの営業職から事務職へ職種を変えるかどうか会社からも事前にヒアリングがありました。
仕事で多くの業務を抱えたり、残業したり、子どもの急な発熱で休みを取ることが懸念だったため、営業職の仕事を続けるのは難しいと考えて事務職に移ることにしました。
そのため事務の仕事が具体的にイメージできず、新しいツールやルールをイチから覚えていけるか不安でした。
Q2.その不安は、どのように解消されましたか?
復職前に働き方を確認することが出来たので、時短勤務を選択しました。
業務については、営業の知識の延長線上で出来るファシリテーション課の事務に配属していただきました。それまで営業だったことが活かせる課だったので、営業に出やすいためのサポートもやりやすかったです。新しいツールやルールは、時間をかけて業務に慣れていきました。
会社側からの打診や私のキャリアを考えながら復帰後の配属を一緒に考えていただけたことも安心できたポイントです。
Q3.オフィスでの「時短勤務」だからこそ、得られている効果はありますか?
出社する場合は「電車の時間までに必ず終わらせる」という明確な締め切りがあるため、業務に対する集中力がぐっと高まります。
在宅時と違って「仕事中に子どもの動きが気になる」ことがないので、オフィスでは一気に集中して業務をこなし、退社後はスムーズにお迎えや家庭のモードに切り替えています。場所と時間のメリハリを活かして、仕事と私生活のバランスを保っています。
Q4.在宅勤務を活用することで、助かっているポイントはありますか?
一番のメリットは、状況に合わせて「有給休暇を使わずに仕事を継続できる選択肢」があることです。 子供が長期の風邪で登園禁止になった期間や、保育園がお休みの土曜日などは非常に助かっています。
本来なら有休を消化して休まざるを得ない場面でも、在宅勤務という選択肢があるおかげで、育児を優先しながらも業務を止めずに進めることができます。
また移動時間がない分、時間に少し余裕が生まれるので、その日の業務をきりの良いところまで終わらせやすく、私生活では自分の時間が持ちやすいのもメリットです。
Q5.時短勤務や在宅勤務において、難しさを感じる瞬間やデメリットはありますか?
在宅勤務は、子どもが家にいる環境で100%仕事に集中し続けるのが難しいと感じる瞬間はあります。
一方、オフィスでの時短勤務は子どものお迎えに間に合う「電車の時間」という絶対的な終業のデッドタイムがあるため、常に時間との戦いがありますね。

Q6.仕事から育児へ「気持ちを切り替える」コツはありますか?
実は特別なコツというのはなく「出社して椅子に座り、退社した瞬間に自然とオフモードに切り替わっている」というのが正直なところです。
オフィスにいる間は高い集中力で業務をこなし、退社後はそのまま家庭のモードへと切り替わっています。このスピード感のある切り替えが、仕事と育児を両立させる上でのコツになりますかね。
Q7.復職後、仕事に対する気持ちの変化や、新たに挑戦したい目標はできた?
復職にあたって職種は変わりましたが、以前の営業経験が今の「営業サポート」という業務に非常に活きていると感じています。現場の動きや知識がベースにあるので、営業担当が何を必要としているかを察して、先回りしたサポートがしやすいです。自分自身の経験を延長線上で活かせていることが、今のやりがいに繋がっています。
お家の購入も考えており趣味でインテリアの勉強もやってみましたが、時間が確保しきれず、会社で昇給・昇格に必要な資格の勉強も今は断念しています。
現在は育児を優先するライフステージですが、趣味や仕事への意欲がなくなったわけではありません。子育てがひと段落したら、インテリアや資格の勉強も再開し、フルタイムで働きたいと考えています。
「多様な働き方」を支える組織のフォロー体制は?

続いて、藤さんの上長にあたるファシリテーション課 課長の今井さんにもインタビューさせていただきました。
Q1.メンバーが復職するにあたって、配慮した点や準備したことはありますか?
まず、経験豊富なメンバーが戻ってきてくれることは、組織にとって非常にありがたいことです。
その労働力を大切にするためにも、私にも子どもがいて「急な休みをとる」ことも理解しているので、復職者が「戻ってきやすい、休みやすい環境」を整えることを最優先しました。
Q2.戻ってきやすい、休みやすい環境はどのように整えられましたか?
一番大切にしているのは、特定の誰かにしかできない業務をなくし「汎用的な業務」として整備することです。高度な専門性を一人に集中させるよりも、まずは誰もがフォローし合える体制づくりに注力しています。
また期限が迫っている仕事については、時短勤務のメンバーに過度な負荷がかからないよう、チーム内で業務を入れ替えたり、ローテーションを組んだりして調整しています。
Q3.子育て中のメンバーが増えたことで、課内に何か変化はありましたか?
非常にポジティブな変化がありました。
現在、チーム内には藤さんだけでなく、私も含めて子育て中のメンバーが増えています。
同じ境遇の仲間がいることで、急にお休みになった際も「なぜ休むのか」という事情も察しやすく、精神的にも業務的にもカバーし合いやすくなり、育児中以外の社員が休んでも仕事がカバーしやすい環境になりました。
Q4.これから入社される方へ、働き方の柔軟性について伝えたいことはありますか?
まずお伝えしたいのは、「産休明けの時短勤務だからといって、責任のない簡単な仕事ばかりをお願いすることはない」ということです。
6時間の時短勤務だということは念頭に置いているので、残業ありきで業務を回すことはせず、人員を多めに配置し、特定の個人に負荷が集中しない体制を整えています。
弊社では現在、昇給や昇進において国家資格の取得を一つの指標としています。
とくに働く時間が限られている時短勤務の方にとっては、仕事と育児に加えて、さらに資格試験に向けた勉強を並行させることは、キャリアを積み上げる上では非常に過酷に感じる部分もあり、まだ課題も残っているとは思います。
ライフステージが変わって、やりたいことや、やれることは変わってくるとは思いますが、6時間の時短勤務のなかでこの会社で働く意味を満たしてあげたいと考えています。
これは時短勤務のメンバーに限らず、正社員全員に対しても同じです。
一人ひとりが「この会社で働く意味」を見出し、全員が主役として高みを目指せる組織であり続けたいと思っています。
「当たり前」に働ける環境をアップデートし続ける

今回のダブル認証取得は、ゴールではなく「スタート」だと考えています。
不動産管理という動的な仕事の中でも、家族との時間や自分自身の生活を犠牲にすることなく、誰もが「当たり前」に長く働き続けられる。そんな組織であり続けるために、私たちは現状に満足せず、時代の変化に合わせて常に環境をアップデートしていきます。
2026年4月の入社式で発表された5か年計画では、さらなる働き方の効率化と柔軟性を目指し、フリーアドレスやリモートワークの本格実装が発表されました。まずは増床した18階のバックオフィス部門から先行で導入し、そこで得た知見を全社の働き方改善へと繋げていく予定です。
これから仲間になる皆さんにとっても、「ライフステージの変化を恐れずに、腰を据えてキャリアを築ける場所」であると考えています。安心感を持って日々の仕事に挑戦してもらえる環境を日々アップデートしています。
弊社では一緒に働く仲間を募集しています。応募状況は「採用情報」のページをご覧ください。
