空室対策「ホームステージング」で入居希望者が生活をイメージできる部屋へ
今回は空室対策についてお話ししたいと思います。最近、空室が目立つようになってきたけれど、どうすれば入居希望者が想像力を広げられるような部屋になるのか悩んでいませんか?
そこで注目されている「ホームステージング」という手法をご紹介いたします。
モデルルームとホームステージングの違い
モデルルーム
モデルルームは部屋を演出する手法ですが、ホームステージングとは少し異なる点があります。
モデルルームは未完成または空き状態の物件を、具体的なイメージやライフスタイルを提供するためにデザインされた仮想的な空間です。
物件の特長を強調
モデルルームは、物件の特長やポイントを視覚的に強調することに焦点を当てています。
例えば、新築の場合は設計コンセプトや間取りを分かりやすく示し魅力を伝えます。
仮想的な設計・家具の配置
未完成の状態であっても、モデルルームでは家具や調度品を配置し、入居者に具体的な暮らしのイメージを提供します。デザインや家具配置が理想的な状態を示すことが一般的です。
開発者の意図を伝える
建設会社や開発業者が自社のイメージや物件のコンセプトを訴求するために、モデルルームを活用します。購入者に完成予想図や生活シミュレーションを提供し魅力を伝えます。
ホームステージング
ホームステージングとは空室の部屋を魅力的に演出し、入居希望者に生活をイメージさせるための施策です。
実際の物件を演出
ホームステージングは実際の物件を素材や家具の配置などを調整して、入居者に魅力的な印象を与えます。既存の物件をより魅力的に演出します。
入居者のイメージに合わせる
ホームステージングでは広告や写真でより多くの入居者にアピールするため、一般的なライフスタイルやトレンドに合わせた内装や家具を選定します。
感情的なつながりを促進
実際の家具や装飾を使うことで、入居者が物件に感情的に想像しやすくなります。具体的な家具配置やスペースの使い方によって、入居者に「ここで暮らしたい」という気持ちを喚起します。
モデルルームは未完成の物件を仮想的にデザインするのに対し、ホームステージングは実際の物件をより魅力的に見せることに焦点を当てています。
モデルルームは新築や開発物件で使用されて開発者の意図を伝えるのに対し、ホームステージングは既存の物件や中古物件の販売促進に役立ちます。
ホームステージング事例
一般的には上記で説明した内容がホームステージングになりますが、弊社では認知度が高いモデルルームと称して物件をご紹介しています。
今回は「CITY SPIRE 桜川Ⅱ」のホームステージング事例をぜひご覧ください。
ホームステージングの効果は非常に高く、部屋の魅力を最大限に引き出すことができます。
最低限の装飾を行ったホームステージングであれば35万円~、装飾にこだわると45~80万円が目安となります。今回、ご紹介した事例は80万円になります。
写真や映像を撮影する場合も、何もない場合に比べて画が映えますのでぜひお試しください。
装飾要素がない場合も応相談で対応可能ですので、お気軽にご相談・ご依頼のお問い合わせもお待ちしております。