外観リフォームで賃貸マンションの魅力をアップ!入居率アップへの近道とは?

今回は賃貸マンションオーナーの方必見!外観リフォームで入居率をアップさせる方法をご紹介します。
外観は物件の印象を左右する大切な要素です。入居率をアップさせるためには、外観の魅力をアップさせることも大切です。今回は簡単に取り組める順番で外観や共有部のリフォームをご紹介します。

駐車場・駐輪場

駐車場の場合

車を駐車するスペースが狭くて入りにくかったり、段差があると車を傷つけることがあります。また駐車場内のラインがはっきりしていなかったり、標識がわかりにくい場合は、駐車場内でのトラブルの原因になります。

そこで、スペースの広さを確保したり、段差を解消することで、入居者の不安やストレスを減らすことができます。さらに、定期的なラインの再塗装や標識の設置などを行うことで、駐車場内の秩序を保ち、入居者の安全を守ることができます。

駐輪場の場合

屋根がなくて雨や風にさらされることがあります。
屋根を設置することで、自転車の保管状態を改善することができます。また、フックの設置などを行うことで自転車の収容数を増やすこともできます。さらに、盗難防止のためのカメラや施錠装置の設置を行うことで、入居者の安心感を高めることができます。

これらの改善によって、入居者の生活の質を向上させるとともに、物件の価値を高めることができます。

エントランス

賃貸マンションのエントランスは入居者にとって非常に重要な場所です。
最初に目にする場所であり、建物の印象を左右するため、美しく清潔感があることが求められます。

エントランスのリフォームでは、床や壁、天井のクリーニングや塗装、照明の更新などが行われます。また、ドアやドアノブ、ドアクローザーの調整や交換、床に滑り止めマットの設置など、設備面の改善も必要です。

具体例として、床には耐久性が高く汚れが目立たない素材のフロアタイルを使用することが挙げられます。また、天井にはLED照明を設置し、明るく清潔感のある空間を演出することができます。

エントランスドアには、自動ドアやICカードキーの導入、ドアクローザーの調整など、セキュリティ面の向上も検討しましょう。

エレベーター

エレベーターの老朽化や故障は入居者にとって大きなストレスとなるだけでなく、安全面でも問題を引き起こす恐れがあります。そこで、エレベーターの改修や交換は重要なリフォームの一つです。

例えば、新しいエレベーターに交換することで、速度や耐震性が向上し、快適な乗り心地を提供することができます。また、エレベーター内の照明や床、ボタンのデザインなど、細部にもこだわり、入居者の印象をよくすることができます。

ただしエレベーターの交換には高額な費用がかかることもありますので、計画的に行うことが大切です。

外壁の塗り替え

外壁の塗り替えは、マンションの外観を美しく保つために欠かせないメンテナンスです。
外壁は風雨や紫外線に晒されることが多く、時間が経つにつれて色あせや剥がれが目立ってきます。これが放置されると、見た目が悪くなり入居者の印象を損ね、入居率の低下につながってしまいます。

塗り替えをする場合は塗料選びが重要です。
高品質の塗料を使えば、劣化や色あせが抑えられ、美しい外観を長期間維持できます。また色やデザインも重要なポイントです。周りの建物や景色に合わせて、調和のとれた配色を選ぶことが大切です。

例えば、オシャレな街並みにあるマンションは、シックなグレー系の色合いを選ぶと高級感が増します。逆に、明るい色を選ぶと、親しみやすさが出て、家族向けのマンションとしてアピールできます。

外壁の塗り替えは大掛かりな工事になるため、入居者への配慮も必要です。
工事期間中は、騒音や粉じん、臭いが発生することがあるため、入居者に事前に説明や連絡をし、工事スケジュールや注意点を周知することが重要です。
近年では在宅ワークをしている人も増えているため、平日の日中でもしっかりと配慮して工事を進めましょう。

まとめ

以上のように、共有部や外観リフォームは賃貸マンションの魅力をアップさせるために非常に重要な要素です。

費用がたくさんかかる分、簡単にできることや安いこと、ご自身の好みだけに目を向けず、問題点とそれが改善できるリフォーム内容をしっかり確認のうえ、必要に応じたリフォームを行っていくことで入居率をアップさせることができます。