築年数が古くて未対応なら必須の空室対策「オートロック」

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今回は築年数の古い物件でも安心して生活できるように、必須の対策として注目されている「オートロック」についてご紹介します。

オートロックの導入を検討する際には、おすすめの時期も考える必要があります。入居者の安心と物件の競争力を高める重要な要素をご紹介していきます。

オートロック導入のメリット

賃貸マンションオーナーにとって、オートロックの導入には多くのメリットがあります。
まずはセキュリティの向上が挙げられます。
オートロックは不正侵入や盗難のリスクを低減させる一方で、入居者に安心感を提供します。
また現代の入居者はセキュリティを重視しており、オートロックはこれらのニーズに合致しマンションの価値を高めます。オートロックがあれば訪問営業など入居者にとって無駄な対応も減少します。
これにより入居者の興味を引きつけ、空室率の低減につながるでしょう。

さらに、高齢者の安全面におけるメリットも見逃せません。
高齢者の体力の衰えにより重いドアの開閉が難しくなるケースで、オートロックはこの課題を解消します。高齢者にとって体力を必要とする動作を軽減し、安全かつ便利な出入りを実現する重要な手段となります。
特に荷物を持っている状況や夜間での安心感を提供し、生活を支援することにつながります。
これは高齢者だけでなく、小さなお子様を持つファミリー層にも需要があると言えるでしょう。

オートロック導入は、賃貸マンションオーナーにとってセキュリティ強化や入居者ニーズへの対応という点で大きな利点があります。
これによりマンションの価値向上や入居者からの評価を高め、空室対策としても効果的です。

オートロック導入のデメリット

オートロックの導入にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。
まずは費用負担が挙げられます。オートロック化には設置費用や保守費用がかかります。これらの費用はオーナーにとって負担となり、計画段階での予算調整が重要です。

また施工には時間と手間がかかることも考慮すべき点です。
リノベーション作業やオートロックの設置には時間がかかるため、入居者への影響や工期の延長が懸念されます。このため施工作業を行う際には入居者への配慮や、工事期間の最小化が求められます

オートロックの導入によるデメリットもある一方で、セキュリティの向上や入居者のニーズに応える利点もあります。このような利点とデメリットを総合的に検討し、オートロック導入のメリットとバランスを考慮することが重要です。

おすすめの導入時期

オートロックの導入は空室時や大規模修繕時が適しています
空室時にリノベーションを行う際、オートロックの設置を含めることで、入居者に新たな価値を提供できます。またマンション全体の大規模修繕時には、オートロック化を含むセキュリティ対策を実施することが効果的です。

このような計画的な導入により、オートロックの導入費用を効率的に管理することができます。
ただし導入時期は物件や修繕の計画によって異なるため、専門家や施工業者と相談しながら適切な時期を検討することが重要です。

まとめ

オートロックの導入は築年数の古い物件でも安心して生活できるための必須の対策です。
入居者の安心感を高め、物件の競争力を向上させる重要な要素となります。ぜひオートロックの導入を検討してみてください。

弊社ではオートロック化の提案や工事を随時行っております。
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