賃貸マンションに応用できる大規模マンションの人気共用施設

大阪を中心に1万戸以上の不動産管理を行っている株式会社フェニックス管理です。
これまで専有部の人気設備について「【賃貸住宅】シングル&ファミリー別!入居者が求める・求めない設備TOP5を徹底解説!」や「この設備がないと入居が決まらない!?入居に重要な人気設備TOP5」で解説してきました。

今回は「suumo新築マンション 関西版」を参考に、大規模新築分譲マンションの入居者400人に調査した人気の共用施設ランキング15から、賃貸マンションにも応用できそうな共用施設をいくつかご紹介します。

24時間ゴミ置き場

賃貸マンションに24時間ゴミ置き場を設けることで、入居者の生活の便益を向上させることができます。賃貸マンションに住む入居者もさまざまな生活スタイルを持っており、時間や曜日を問わずいつでもゴミ捨てが出来ることは高く評価されるでしょう。

ただしごみ置き場にドアがないなど簡易なものであると、虫、におい、ゴミの飛散など別のトラブルが起こることもあるので清潔感のあるゴミ置き場にすることも重要です。

宅配ボックス

賃貸マンションに宅配ボックスを導入することで、再配達の手間を削減し荷物の受け取りに関するストレスを軽減できます。最近は生鮮食品を保管できるタイプや、メールボックスと一体化したタイプもあるのでまとめてしまうのもおすすめです。

オンラインショッピングや郵便物の受け取りがスムーズに行え、一人暮らし、共働き世帯など幅広い世帯の生活が便利になります。

サイクルポート

まずサイクルポートと自転車置き場の違いは、簡単に説明すると屋根の有無です。
サイクルポートは屋根で覆われて自転車を雨や日差しから保護します。しかし、共有施設の人気設備に挙げられている理由はそれだけではありません。

各戸ごとに駐輪スペースが準備されているので、家族の人数分を置けたり、電気自動車のような幅広タイヤも置けるのがポイントです。広いスペースがあることで、駐輪スペース以外の共有部への違法駐輪トラブルなどが減る可能性が高まります。ただし、これを実現するには充分な敷地が必要になってきます。

レンタルサイクル・サイクルシェア

場所をとるし、使いたいときだけ利用できるレンタルサイクル・サイクルシェアも人気設備の一つです。自転車を所有しない入居者や訪問者にとって、レンタルサイクル・サイクルシェアはこの課題に対する革新的な解決策となっています。

例えば、電動自転車を使ってみたいけどお試しで買うには高すぎるし、頻繁に乗らない場合は利用時だけ料金がかかるのも入居者様にとってメリットです。
こちらはサイクルポートと違い、広い敷地がなくても空きスペースを活用して設置することができます。弊社ではLUUPの導入もしておりますので興味のあるオーナー様はぜひお問い合わせください。

まとめ

新築分譲マンションには、魅力的な人気の共用施設がたくさんあります。
それは賃貸マンションにも応用できる可能性があります。これらの施設があることで、入居者の生活がより便利で快適になることは間違いありません。ぜひリフォーム、新物件、既存物件の改善にご活用ください。