こんにちは!人事・広報課の臼井です。
前回ご紹介いたしました、「LIXIL様によるキッチンの組立・浴室の組立施工研修」をもとに今回はお部屋内のリフォームやリノベーションを行う際に必要になる知識を研修という形で社員自らが施工を行う研修を行いました。
今回は「株式会社紅中」様が行っている内装施工研修の新人研修コース(3日間)を受講しました。
内容は「養生・工具の取り扱い・洗面台/トイレの解体及び組立・CF/WDの施工・クロス施工」です。
1日目(養生・工具取り扱い・洗面台解体/組立・CF貼り)
開校の挨拶とオリエンテーション
まずは開校の挨拶とオリエンテーションを行いました。
まずは開校挨拶と各自自己紹介、施設案内、注意事項、マナーについて座学を行いました。


オリエンテーション後は床面の養生を行っていきます。
研修現場を実際の施工現場だと仮定し、発泡ポリエチレン製の板を張り合わせていく作業を行います。
発泡ポリエチレン製は、クッション性を重視したタイプで傷をつけたくない床材や角の保護に使用されることが多い素材です。


養生作業はただ養生ボードを貼り合わせればいいというものでもないです。養生ボードを敷いた後は、ずれないように養生テープで貼り合わせるのですが、綺麗な養生ができるとテープの使用量も抑えられ、片付けを行うタイミングでも作業がかなり楽になります。
1日目は経験や知識がない中、やっていただきますが、2日目、3日目となるとコミュニケーションを取りあい、綺麗な養生になっていきます。
工具の取り扱い
次は施工時に使用する工具の取り扱いを学びます。
主にインパクトドライバーの使用方法とシールテープの巻き方を覚えていきます。インパクトドライバーはネジの締めや穴あけ作業を効率化するための電動工具です。


洗面台の解体及び取付施工
次は洗面台の解体と取付施工を学んでいきます。主に入居中のお客様対応の際に水漏れしているケースが多いのですが、シールが劣化しているのか、ホースを取り換えなければならないのか等の判断材料にもなりますし、リノベーションやリフォーム後に不具合があった場合は組み立て方を知っていればその場で修理できるというメリットもあります。
もちろん不具合の中には部品交換を要するものもあるため、施工業者様にきちんと報告できるようにすることも担当者の務めです。
今回はTOTOモデルとLIXILモデルを例に実際に取り組んでいただきます。同じ洗面台でもメーカーによって若干注意する箇所が異なります。まずは解体から行っていきます。


主に設備機器は普段施工することがなく、解体や施工手順を学ぶことにより、お客様の緊急対応時の確認ポイントや業者様にお伝えするポイントを押さえることができました。
解体後はTOTOチーム、LIXILチームを逆にし、取付作業を行っていただきます。


クッションフロア(CF)施工
1日目の最後はクッションフロア(CF)の施工を学びます。
クッションフロアとはクッション性がある床材です。水に強い材質なので基本的には洗面所、トイレ等水回りに使用されることが一般的で触れると弾力があります。
リフォームやリノベーションを発注する際は必ずと言っていいほど必要となる施工です。まずは材料を広げ施工箇所に必要な幅を大まかに採寸していきます。柄がついているものは向きや継ぎ目を必ず事前に確認します。


2日目(便器解体/組立・ウッドタイル(WD)施工・ソフト巾木)
便器解体と組立作業
午前中は便器解体/組立を行いました。
実習室では実際の居室内での作業を想定しているため、狭い上に重たい便器を解体、組立するのは思っている以上に大変でした。
また、陶器であるため実際のお宅での作業は便器を割ってしまうと弁償になりすし、クレームにも繋がります。そのような背景を感じながら実際に解体からスタートしていきます。


ウッドタイル(WD)施工・ソフト巾木(ハバキ)実習
午後からはウッドタイル(WD)の施工に入ります。
ウッドタイルは、フロアタイルと呼ばれる床材の一種です。
木目が特徴的で一般家庭の中でも使用されることがあり、主にマンション等リフォーム・リノベーション時に使用されることが多く、リビング、洋室、廊下等に使用されることが多いです。先ほどのクッションフロア(CF)とは異なり触れると固く、木に近い印象があります。
長方形の施工箇所では比較的貼りやすい商品ですが、場合によっては複雑な間取りも施工しなくてはなりません。基本的な施工方法を学びましたが、現場によって様々な間取りや形、施工方法があることを学びました。


最後はソフト巾木を施工していきます。
クッションフロア(CF)、ウッドタイル(WD)を貼った後は必ずソフト巾木を施工します。ソフト巾木も同様一般家庭やマンション等に必ず施工されるもので、床と壁紙の間に5㎝ほどの帯状になっているものがそれです。
このソフト巾木は以下のような効果があります。
- 仕上がりを綺麗にする。
- 壁紙の保護。
- 防水・防汚の保護
- デザインの引き締めなど・・・
普段あまり目に入らないような部分が知ることで大事な役目を果たしていることがわかりました。


3日目(クロス施工)
クロス施工は内装施工の中でも1位2位を争う、なくてはならない工程です。リフォームやリノベーションといった内装施工の際には必ず必要な壁紙の張替え施工となります。一般的には壁紙と呼ばれますが、専門用語ではクロスと呼びます。
最終日はクロス施工を行っていきます。
まずは室内のクロスを全てはがす作業からです。研修場なので前回クロスを貼ってからあまり時間が経っていないため、比較的綺麗にはがせますが、実際の現場では10年以上と入居年数が長い場合もあるため、はがしにくい現場もあるようです。はがした後はパテを作り、壁に塗っていきます。


次にクロスに糊をつける工程に入ります。
糊を作り、専用の機械にセットすることで、クロスにまんべんなく糊がいきわたる優れものです!
必要な長さに達したらカットしていきます。このように必要な枚数を事前に把握して壁に貼る準備を整えていきます。


いざ壁紙を貼っていきます!みんな本物の職人さんみたいでかっこいいです!!


またクロス貼りは簡単そうに見えて実はかなり難しい作業が伴います。プロの職人さんはクロスの継ぎ目が近くで見ても分かりにくいというほど綺麗な施工になります。
逆に少し雑な方だと繋ぎ目の部分が分かりやすく、縦に線が入ったような見え方になります。
以上で3日間の研修は終了です。本来は現場で実際の施工ができるレベルまで研修を行うのですが、今回は新人研修という事で大事なポイントを押さえた研修にしていただきました。
研修終了後は参加者の方から「ちゃんと全部を覚えたい!」や、当初は参加を見送っていた方からも「行ってみたい」との声が上がるなど好評に終わりました。
また別日で計画を進めていくのと同時に、社員の能力向上を見据え、まだまだ新しい研修を取り入れていきます。
今回お世話になったのは、「株式会社紅中」様が実施する「リモデルワン」という研修プログラムでした。大変お世話になりました!!



この経験を踏まえ、各担当者の知識も増え営業担当としてまた一歩プロフェショナルに近づくことができた研修となりました。
現場のプロの方と一緒に仕事を進めていく上ではこちらもプロの方に近い知識量が必要となります。日々の業務と研修を通して学びを深め、個々のレベルアップを行っていきます。